そこには、本がぎっしり詰まった段ボール箱が、山のように積まれています。集まった各自は、その中から適当に1箱を選んでエッチラオッチラと作業机へと運ぶと、やおら、中の本を取りだして、書名・著者名・出版社名・出版年などを入力し始めるのです。
これが、われらが「草森紳一蔵書整理プロジェクト」の作業風景です。
そんな地道な作業を続けて、先週で12週目。269箱、約1万冊の入力を終えました。「年内に1万冊!」というかけ声とともに作業を始めたのが、9月の終わりのこと。なんとか目標クリアです。めでたし、めでたし。
とはいえ、ようやく全体の3分の1。先はまだまだ長い。それを考えると気が遠くなりますが、1歩ずつ進んでいくしかありません。ご協力いただいている有志の方々、ほんとうにありがとうございます。
年内の作業は、今週の土曜日でおしまい。はたして300箱到達となるのでしょうか?