崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

神戸元町の海文堂書店、神田神保町の三省堂でも!

 神様の予定表は……?と、今までの人生で思ったことが何度もありました。
 ニュージーランドの震災のニュースには、阪神大震災を思い出して泣いてばかりいました。このたびの巨大地震津波には、ただただ呆然とするばかりです。
 しかし、たとえ無力であっても、自分にできることを考え、やっていかなければなりませんね。
 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者のみな様に心よりお見舞い申し上げます。わずかづつでも、より良い方向に進んでいきますように。

 3月6日付けブログで、回想集『草森紳一が、いた。』の取り扱い書店をご紹介しましたが、新たに2店を追加いたします。
 ユニークな活動で知られる神戸の海文堂書店、それに三省堂三省堂からは、「いつも蔵書整理のブログを読んでいますので、ぜひ扱いたい」と売場の女性からありがたいお電話をいただきました。そして16日、印刷所から納品。仕入課の方とお電話でやりとりの、まさにその時に東京がちょっと揺れましたが、「今からもう並べます!」とおっしゃってくださいました。
 書店の方々、ありがとうございます。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

その先は永代橋 白玉楼中の人