崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

酒・タバコ・麻雀

煙草。

お金が通用しない、使えない時、何が通貨代わりになるか。一昔前までは、特に戦争映画・マンガの世界では、大抵「煙草」だった。ニヒルな副主人公あたりが不慮の死を遂げる時、主人公にせがむのは。決まって「最後の一服」だった。 かつては、米軍兵士の支給…

酒飲みたちの究極の夢

蔵書の整理をしようとすると、目録作りは必須だ。一度積み上げた段ボール箱を再び開けながら、その作業に取りかかったのは9月の終わりのことだった。 1冊1冊を箱の中から取りだして、書名・著者名・版元名・刊行年を入力していく。そのためには、本の奥付…

その先は永代橋 白玉楼中の人