崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-03-24から1日間の記事一覧

味。

殴られた後、血も出ていないのに、かすかに鉄の味を感じる。あの「味覚」は一体どこから来るのだろう。おかげさまで、義務教育を終えてから、久しく味わっていないあの味。今となってはどこか、懐しささえ覚える。 かつて、『宮本から君へ』(新井英樹先生、…

その先は永代橋 白玉楼中の人