崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-02-17から1日間の記事一覧

夜明け。

昔、戦時下の日本映画の傑作、『人情紙風船』(1937年、DVD入手可能)の上映会に誘ってくれた先輩がいた。それが山中貞雄監督の最期の作品との出会いだった。 草森紳一、氏の御蔵書、『鞍馬天狗のおじさんは―聞書アラカン一代』(竹中労著、徳間文庫、1985…

その先は永代橋 白玉楼中の人