崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-02-13から1日間の記事一覧

夜。

草森紳一、氏の御蔵書の中の、『ヒミズ』 (古谷実、講談社、2002年)。105円の新古書店のシール付。これはモノとしてはビタ一文にもならぬ。カバーも折れている。市場においては、所謂、駄本である。 本作『ヒミズ』は、ゼロ年代初めの週刊ヤングマガジン(…

その先は永代橋 白玉楼中の人