崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-10-15から1日間の記事一覧

島々を訪ね歩く

草森紳一という人は、おそらく「愛書家」ではないだろう。 愛書家とは、本をモノとして愛する人たちだ。だから、買った本は(読まなくても!)きれいにとっておこうとするものだし、立派な書棚にきれいに並べて悦に入ったりするものだ。 草森先生にも、かつ…

その先は永代橋 白玉楼中の人