崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-05-26から1日間の記事一覧

蔵書をいったいどうするか(9) 男と女ではなく、女と女でもなく、男と男が…

やっぱり男と男ね、と思う。何がって、絆の強さがである。 多分この6月末、草森紳一のフランク・ロイド・ライトの本がようやく出版される。写真は大倉舜二氏。 いまから35年も前の1974年夏、二人がアメリカでライトの建築を見て廻ったときの仕事をまとめたも…

その先は永代橋 白玉楼中の人