崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-02-21から1日間の記事一覧

面妖な話

なんと面妖な!? 古いことばを使って、そう表現してみたくなる事態が、あるものだ。 写真を見て欲しい。右側は、加藤繁著『支那経済史考証 上巻』(東洋文庫、1952)、なにやらむずかしそうな本だが、今回のお話には内容は一切、関係ないからご安心を。左側は…

その先は永代橋 白玉楼中の人