崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-02-04から1日間の記事一覧

白く輝く銀の文字

大学4年生の夏、唐津から指宿へと、10日ばかりかけて九州を旅をしたことがある。そのとき、天草のユース・ホステルで出会った、たしか横浜で郵便局員をしているというバイク乗りのお兄ちゃんが、こんなことを言っていた。 「世の中には坂本龍馬派と西郷隆盛…

その先は永代橋 白玉楼中の人