崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

「最後の文人」草森紳一は、2008年3月東京の自宅マンションで急逝しました。自室に遺されたのは山と積まれた3万冊余りの本たち。このブログでは、蔵書のその後をお伝えします。

2009-02-02から1日間の記事一覧

蔵書をいったいどうするか(2)サイコロ任せの日々、のような

門前仲町の蔵書は尋常ではなかった。『本が崩れる』(文春新書)の出版は2005年10月。崩れそうな本の山を草森さん自身が撮した写真が多数掲載されているけれど、亡くなったのはそれから約2年半経った2008年の3月。マンションのドアを開けるや、蔵書の増殖に…

その先は永代橋 白玉楼中の人